こんにちは。水槽がキレイになってきたのでモチベーションが保てているtakesanです。
前回の2/19のさらにガッツリコケ掃除から1週間。
コケがついに減少傾向!!!
なぜかコケが減ってるんですよね。
みてください。前回からコケ落としたりしてないのにこのキレイさ!
いつもはコケをブラシで落としまくっても3日後にはコケまみれだったんですよ。
2022/2にコケに対して真面目に対処しようと思ってから1カ月。
真面目に取り組めば意外と素直に思い通りになってくれる・・・?
いや、そんな気持ちだけでキレイになったりしない!絶対に!(笑)
なってたらみんなの水槽がキレイな状態ですよね。
今回は何が原因だったのか考えてみます。
まあ、ジクラウォーター(ビーシュリンプ用)ぐらいしか考えられないんですけど。
目次
水質チェックのテトラ6in1
相変わらず、炭酸塩硬度(KH)とpH高いですね。
いや、pH高すぎでしょ。
でもおおかた数値は変わっていないようです。
水草くんたちも少しずつ成長してくれてますが、なんだか成長も遅いように思えてしまします。
コケ発生の原因は水槽内の富栄養化?
pHを下げて、水草が元気に育ってくれれば水草が養分使ってコケが減るかも!
pH下げるのはCO2添加が安全かな!
とか考えて実行してましたが、どうやら違う解決方法にたどり着いてしまったようです。
だって、テトラ6in1でわかる水質はほぼ変わってないんですもん!
そう、変わったことをしたとすればこの3つ。
- カリウム添加
- テトライニシャルスティックの追肥
- 水替え時の水質調整剤をジクラウォーターに変更
コケの発生原因は「強烈な光」と「水槽内の富栄養化」
そもそもコケの発生原因は「強烈な光」と「水槽内の富栄養化」がほとんど。
そこで水質検査をするとpHが7.5を超える高い数値。
おまけに炭酸塩硬度(KH)も高くてCO2も水草が吸収できる状態になりにくい状況でした。
また、「リービッヒの最小律」から、水草の成長は必要な要素のうち最も小さいもので生育が制限されてしまうようです。
- リービッヒの最小律
- 植物の成長は、必要な物質のうち、与えられた量がもっとも少ないものによって決まる
ざっくりの話ですが、「光」「温度」「CO2」「栄養」の4こセットで水草は成長できます。
この中でも栄養は大きくみて「窒素」「リン」「カリウム」の3つ。
このうちの最も小さいものが水草が吸収できる上限となります。
窒素、リンはエサの残りや生体のフンから調達できますが、カリウムは調達できません。
水道水にも含まれている量が少ないため、換水でも調達不足となりがちです。
カリウムが足りないとなれば、他は十分にあっても水草は受け取ってくれず、水槽内に漂っている状況です。
これが富栄養化状態ですね。
この余った養分を吸収して成長するのがコケくんの役割なので、コケくんの役割をなくすために、不足分を補って、水草に吸収しやすいようにする必要があります。
水槽へのカリウム添加の効果
「光」「温度」「CO2」「窒素」「リン」「カリウム」のうち、不足しがちな「カリウム」の添加を行いました。
栄養を水草に十分吸収してもらって、コケに栄養が回らないようにするためですね。
添加量は製品の規定量を守ってください。商品によってpHを上昇させるものもあるようなので注意。
takesanは水草の成長がコケ抑制につながると期待して、1週間ぐらい毎日添加しましたが、
まあ、コケは全くおさまるところを知らないようで、作戦失敗でした。
貧栄養状態サインの水草の白化現象も起きていたので栄養のバランスが崩れている?と思っていましたが、そのあたりも添加量が少なかったのか、あまり改善が見られなかったですね。
そもそもpHが高すぎて、水草の生育条件から逸脱していたのかも。
ちなみに枯れた水草は『ファインリーフ・ラオススプライト』『レッドミリオフィラム』の2つ。
レッドミリオフィラムは少し残って生きながらえてますが、元気がない様子です。
水草の固形肥料の定番「テトライニシャルスティック」
水草の肥料といえば、『テトラ イニシャルスティック』というぐらい定番の固形肥料。
どのサイトでもざっくりいい肥料は?と聞かれたら出てくるのがコレです。
固形肥料の為、じんわり効いて、長期間持続してくれるのがいいところ。
細かく分かれているので、少な目から調整しながら使えます。
ただ、難しかったのが追肥の時。
意外と水にぬれるとぼろぼろと形が崩れていくので、濡れたままのピンセットでつかんでいくと、後半つかめなくなってしまいます。
タオルを準備して、拭き取りながらソイルに差し込むのがオススメのやり方です。
カリウムが主みたいですが、水草の成長に必要な微量必須元素の鉄やマンガンなども含まれているようです。
赤系水草の発色を鮮やかにするためには鉄分が必須ですからね。
ただ、今回のコケ減少の要因ではなさそうです。
なぜなら、takesan、追肥途中で諦めちゃいましたからね。
ちょっとやってみて、ボロボロになってきたので諦めちゃいました。
うちの子がみんな起きて騒ぎ始めたのも諦める原因にありますよね。
なかなか時間の確保が難しい。。。
コケ減少の要因は「ジクラウォータービーシュリンプ用」
もうこれしかない。
コケ減少の要因は『ジクラウォーター ベニッシモ ビーシュリンプ用』でしょう。
今まで使用していたバイコム カルキ抜きが無くなったので、代わりに買おうと思っていたものが店舗になく、どうせならと買ってみたカルキ抜き剤。
とんでもないやつでした。
うちにはレッドビーシュリンプがいるので、その子達用に買いましたが、こんなコケ減少につながるとは思ってませんでした。
ジクラウォータービーシュリンプ用の特徴はこんな感じ。
- バクテリアを活性化します。
- 脱皮を容易にし成長を助けます。
- 繁殖を促進します。
- 餌の消化吸収を助けます。
- カルキ(塩素)を安全に中和します。
takesan水槽では硝酸塩、亜硝酸塩が低かったので、バクテリアも定着し、しっかりと生物ろ過できていると思っていました。
なので、バクテリアを追加したりとかはあまりしてなかったんですが、今回のケースではバクテリアが頑張ってくれたとしか思えない状況です。
ジクラウォーターの効果でバクテリアが活性化し、餌の残りを分解してくれたり、水質のバランスが整ったことでコケに栄養が回らなくなった。
また、ミナミヌマエビ数匹とヤマトヌマエビ1匹がいるので、そのエビ達が元気になってコケを撃退してくれたのも要因の1つかな?
ちなみにレッドビーシュリンプ水槽も好調で、電気が消えると舞いまくり。
一気に抱卵個体が増えました。
少し高価なカルキ抜き剤ですが、これだけの効果を発揮してくれたのなら安いもんです。
あなたもコケに悩まされている水槽に、一度試してみてはいかかでしょうか?
コケ退治奮闘記まとめ
コケ撲滅までにもっと時間がかかると思っていたのですが、なんだかあっけなく退治されちゃいました。
原因はなにかなー?と色々調べて考えてしてましたが、期待したとこは成果が見られないまま解決です。
なんとなく買ったジクラが最強装備過ぎてコケさん逃げ出しちゃいました。
まあ、こけがめちゃくちゃ生えにくくなったのでうれしいんですが拍子抜け。
なんだか逆に「どうしよ?やることないんですけど。」って感じです。
いや、嬉しいんですけどね。いいんですけどね。
あなたもコケに悩まされてるならとりあえずヤマトさんいれて、ジクラウォーター使ってみましょ!
考えたくないならまず実行!
さーて、次の目標は夢の気泡ぶくぶく水槽かな?